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『マーティ』 [洋画(マ行)]

「マーティ」('55)★★★★☆85点
原題: MARTY
監督: デルバート・マン
製作: ハロルド・ヘクト
原作・脚本: パディ・チャイエフスキー
撮影: ジョセフ・ラシェル
音楽: ロイ・ウェッブ
出演:
 アーネスト・ボーグナイン
 ベッツィ・ブレア
 ジョー・マンテル
 エスター・ミンチオッティ
 ジェリー・パリス
 カレン・スティール
 フランク・サットン
 ウォルター・ケリー
受賞:
 アカデミー賞
  ■作品賞
  ■主演男優賞 アーネスト・ボーグナイン
  ■監督賞 デルバート・マン
  ■脚色賞 パディ・チャイエフスキー
 カンヌ国際映画祭
  ■パルム・ドール デルバート・マン
 NY批評家協会賞
  ■作品賞
  ■男優賞 アーネスト・ボーグナイン
 ゴールデン・グローブ
  ■男優賞(ドラマ) アーネスト・ボーグナイン
 英国アカデミー賞
 ■男優賞(国外) アーネスト・ボーグナイン
 ■女優賞(国外) ベッツィ・ブレア
製作・ジャンル: 米国/ドラマ・ロマンス/91分

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カンヌ・パルムドール、アカデミー作品賞受賞作。

冴えない中年男が愛を見つけるという単純な話で
特質するエピソードもない展開だが
オスカーを受賞したアーネスト・ボーグナインがとっても可愛い。

彼女を送っていった帰りに、
嬉しさのあまりバス停の看板を殴りつける場面など、まるで少年。

ヒロインのベッツィ・ブレアは日本人受けしそうな清楚さがある。

『真夏の夜の夢』 [洋画(マ行)]

「真夏の夜の夢」('99)(再)★★★☆☆60点
※(再):私が以前に観たことのある作品
原題: A MIDSUMMER NIGHT'S DREAM
監督・製作・脚本: マイケル・ホフマン
製作: レスリー・アーダング
原作: ウィリアム・シェイクスピア
撮影: オリヴァー・ステイプルトン
音楽: サイモン・ボスウェル
出演:
 ケヴィン・クライン(ニック・ボトム)
 ミシェル・ファイファー(タイターニア)
 ルパート・エヴェレット(オベロン)
 スタンリー・トゥッチ(パック)
 キャリスタ・フロックハート(ヘレナ)
 アンナ・フリエル(ハーミア )
 ドミニク・ウェスト(ライサンダー )
 クリスチャン・ベール(デミトリアス )
 デヴィッド・ストラザーン(シーシアス )
 ソフィー・マルソー(ヒポリタ)
 サム・ロックウェル(フランシス ・フルート)
 ロジャー・リース(ピーター・クインス )
 ビル・アーウィン(トム・スナウト)
 マックス・ライト(ロビン・スターヴリング)
 グレゴリー・ジュバラ(スナッグ)
 バーナード・ヒル(イージアス )
製作・ジャンル: 米国/コメディ・ドラマ・ファンタジー/121分

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この物語は、舞台・映画・ドラマで何度観たことだろう。
当作も、2度目の鑑賞。
ストーリー慣れしてしまっていることもあるが、
未来永劫語り継がれるであろうシェークスピアの才能は
もちろん当作品にも凝結している。

これまで観たすべての演出で、ボトム役が主役となっている。
この映画では、名優ケヴィン・クラインが演じている。

エピローグとして語られるパックの口上にカットインする形で
幻の形見である指輪を手に窓辺にたたずむボトムの前に
タイターニアと取り巻きの妖精の光の粒が現れる。
原作にはない、とても甘酸っぱい素敵なシーンだ。
ケヴィンが2枚目であることが本編では裏目に出ているが
最後の最後にこんなカットを見せられるとすべてを許せてしまう。

『ミスト』 [洋画(マ行)]

「ミスト」('07)★★★★☆75点
原題: THE MIST
監督・製作・脚本: フランク・ダラボン
製作: リズ・グロッツァー
製作総指揮: リチャード・サパースタイン、ボブ・ワインスタイン、ハーヴェイ・ワインスタイン
原作: スティーヴン・キング『霧』
撮影: ロン・シュミット
クリーチャーデザイン: グレゴリー・ニコテロ、ハワード・バーガー
プロダクションデザイン: グレゴリー・メルトン
編集: ハンター・M・ヴィア
音楽: マーク・アイシャム
出演:
 トーマス・ジェーン(デヴィッド・ドレイトン)
 マーシャ・ゲイ・ハーデン(ミセス・カーモディ)
 ローリー・ホールデン(アマンダ・ダンフリー)
 アンドレ・ブラウアー(ブレント・ノートン)
 トビー・ジョーンズ(オリー・ウィークス)
 ウィリアム・サドラー(ジム・グロンディン)
 ジェフリー・デマン(ダン・ミラー)
 フランシス・スターンハーゲン(アイリーン・レプラー)
製作・ジャンル: 米国/ホラー/125分

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F・ダラボン監督によるS・キング小説の映画化3作目。

怪物と言う実体が与える恐怖だけでなく、
極限状態において
心の弱さから露となる人間の狂気の恐ろしさを同時に描いている。
そこに見えてくる姿は
人を追い込んで洗脳を図るカルト集団と変わらない。

恐怖に蝕まれ、理性と秩序を失った人間は実に恐ろしい。
実社会でも、多数派が狂気に走れば、とんでもないことになる。
民主政治と衆愚政治の違いだ。

最初に登場する怪物は、「トレマーズ」に出てくる怪物に類似。
他にも昆虫系の怪物がたくさん出てきて
見てくれのグロさが恐怖を煽り、ドキドキ感に包まれる。

「衝撃のラスト15分」と謳われたエンディングは
キングも絶賛したという原作とは異なる映画オリジナル。
ロングショットで、車内に閃光が走ったとき
まさかと、私も驚愕に息を呑んだ。

『メリーに首ったけ』 [洋画(マ行)]

「メリーに首ったけ」('98)★★★★★90点
原題: THERE'S SOMETHING ABOUT MARY
監督・製作総指揮・脚本: ボビー・ファレリー、ピーター・ファレリー
製作: フランク・ベッダー、マイケル・スタインバーグ、チャールズ・B・ウェスラー、ブラッドリー・トーマス
脚本: エド・デクター、ジョン・J・ストラウス
撮影: マーク・アーウィン
音楽: ジョナサン・リッチマン
出演:
 キャメロン・ディアス(メリー)
 マット・ディロン(ヒーリー)
 ベン・スティラー(テッド)
受賞:
 NY批評家協会賞
  ■女優賞 キャメロン・ディアス
 MTVムービー・アワード
  ■作品賞
  ■女優賞 キャメロン・ディアス
  ■格闘シーン賞 ベン・スティラー小犬のパフィーとの格闘に
  ■悪役賞 マット・ディロン
製作・ジャンル: 米国/コメディ・ロマンス/119分

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女性には受けないかもしれないが
いやあ、くだらなさ、馬鹿馬鹿しさがはまった。

マット・ディロンの詐欺師ぶりも見事に安っぽくて最高。

キャメロン・ディアスのキュートさを
もうちょっとフィーチャーしてもいいと思うけど
十分満足したコメディ。

『マネキン』 [洋画(マ行)]

「マネキン」(’87)★★★★☆90点
※(再):私が以前に観たことのある作品

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「マネキン」は1987年の映画。

20年ぶりに観ても、
アンドリュー・マッカーシーとキム・キャトラルの
美男美女カップルは色あせない。

キム・キャトラルは
「セックス・アンド・ザ・シティ」のサマンサと言ったら分かるかな?
キムはホントに素敵な歳のとりかたをしたよね。

この映画のストーリーは何てことないけど、
私は大好きなラブコメ。

STARSHIPの
“愛は止まらない(Nothing's Gonna Stop Us Now)”は、
バブルを謳歌した世代にたまらない郷愁を誘うこと間違いなし。

『ミス・ポター』 [洋画(マ行)]

「ミス・ポター」(’06)★★★★☆80点

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未だに階級社会が超然と座している英国の社会。
ピーターラビットが生まれた時代なら、もっと息苦しかったろう。

自分を、そして人を信じるポター女史を
しなやかに高潔に演じたレニーにまたまた心酔。

一方、元来いい人に見えるユアンは、
こういういい人を演じると完全に埋没して気配がなくなる。

『街のあかり』 [洋画(マ行)]

「街のあかり」(’06)★★★☆☆65点

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アキ・カウリスマキ監督のフィンランド映画。

監督名だけはよく知っていたが、実際に観るのは初めて。
シンプルに切り詰めた台詞。

口先だけの負け犬に自分を重ねる人も多いだろうと思う。
かく言う私もその一人だ。
いくら虐げられても、
この結末のように、手を差し伸べてくれる人がいれば幸せだ。

3部作と言われる一群の最終作らしい。
他の2作品もぜひ見てみたくなった。

『逃走迷路』 [洋画(マ行)]

「逃走迷路」(’42)★★★☆☆60点

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『北北西に進路を取れ』の習作的な映画。

スリルという点では他のヒッチコック作品に劣るが
冒頭の火事とラストの自由の女神のシーンは印象的。

ヒロインの盲目の叔父やサーカスの座員たちとの温かい交流は
同監督には珍しいプロット。

『マンハッタン殺人ミステリー』 [洋画(マ行)]

「マンハッタン殺人ミステリー」(’93)★☆☆☆☆25点

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今まで観たウディ・アレン作品で一番つまらなかった。

鑑賞した私自身が仕事で疲れていて
かなり神経が昂ぶっているせいもあったのだろうが
アレンとダイアン・キートンのやりとりがうるさすぎて
フィルムの流れるかなりの時間、イライラさせられた。

いつもはアレンの間の悪さ、ドジぶりが笑いを誘うのだが
膨大な台詞の応酬聞かされるこの映画においては
ただただ「観る人を怒らせるつもりでやってるのかな」って思うくらい。

ミステリー自体もお粗末。

『ミッドナイト・エクスプレス』 [洋画(マ行)]

「ミッドナイト・エクスプレス」(’78)(再)★★★★★100点
※(再):私が以前に観たことのある作品

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この映画を観るのは何度目だろうか。
もちろん、最初に観たときの衝撃にはかなわないが
何度観ても、それに劣らぬ鮮烈さを感じる生きた映画だ。

実話に基づいた恐ろしいストーリーではあるが、
脚色賞でオスカーを受けたように
何よりもO・ストーンの脚本が秀逸。
アラン・パーカー監督を一躍有名にした
トルコを舞台にした名作中の名作。

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