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祭典、いざ採点 [日記]

いろいろ問題も多かったオリンピックも
いよいよ終わりを迎えようとしています。

さて、私の戦前予想(7/15付け記事)を振り返ってみると
大当たりといっていい結果ではないでしょうか。

予想外だったのは、福見友子が金どころかメダルを逃したことくらい。

注目度が低すぎるが、と前置きした上で
ボクシングの村田選手のメダルを予想しました。
期待通り、金メダルを獲ってくれました。

前回オリンピック時の、フェンシングしかり、
メディアの報道の偏重、取材不足が気になります。

充実したオリンピック観戦をする上で
私はいつも、かなり選手の実績を査定します。
今回、私の下調べが足りなかった選手は、小原日登美でした。

吉田、伊調の3連覇挑戦の陰に隠れて
ほとんど、テレビ報道でも取り上げられなかった彼女。
そして、金メダルに輝いた後も、
"家族で獲ったメダルだ" みたいな取り上げられ方しかしていません。
その苦難の過程をつぶさに語った番組はあったのでしょうか?

小原選手が準決勝を勝った試合を見た直後、
決勝を迎える前に、ウェブで、Number の記事を読みました。
自分の所属する階級のオリンピック不採用、
48kg級に妹、55kg級に吉田沙保里…

http://number.bunshun.jp/articles/-/237140

ですから、
決勝戦に勝利した瞬間、怒涛のように涙があふれました。

上の記事を読めば、彼女が歩んだ茨の道が分かります。
悲運ばかりがフィーチャーされますが、
実力があるからこそ、"悲運" と言えるんです。
力がなければ、運を云々することもないわけで。

そして、その実力・実績たるや
吉田・伊調両名に勝るとも劣らぬ素晴らしさなんです。
一旦引退していた2009年をはさんで
2005~11年まで、世界選手権を6連覇(階級移動はあるが)。
世界選手権には8度出場して、すべて優勝しているんですよ!
国際大会という枠で語れば
2000~11年まで、通算成績、80勝1敗なのだー!!

なして、マスコミはこんな凄い選手、
そして、日本人の大好きなお涙頂戴の過去を抱えた選手を
大々的に、事前報道しないのでしょうか?

私は、何とか決勝直前に情報を入れて
ただの金メダル以上の、素晴らしい感動をいただきましたが。


今しがた、決勝進出・銀メダル以上を確定した
レスリング66kg級の米満選手。
まもなく、男子マラソンが始まりますが
上位入線は厳しいでしょうから、
米満のメダルが、日本選手団最後のメダルとなるでしょう。

米国 Sports Illustrated は、
日本のメダル獲得数を39と予想していました。
金メダルを12としていましたから
内訳はかなり違うものとなってしまいましたが
米満のメダルを含めて、現在38。
アテネを上回る史上最高のメダル獲得数となりました。


日本選手に限らず、すべての出場選手
素晴らしいスポーツの闘いをありがとう。
米満の金メダルを祈念しながら…
 
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