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『人妻』 [洋画(ハ行)]

「人妻」(1999)★★★☆☆60点
原題: FOREVER MINE
監督・脚本: ポール・シュレイダー
製作: キャスリーン・ハース、エイミー・J・カウフマン、ダミタ・ニカポータ
製作総指揮: ジュリア・パラウ、マシュー・ペイン
撮影: ジョン・ベイリー
音楽: アンジェロ・バダラメンティ
出演:
 ジョセフ・ファインズ(マヌエル・エスケマ/アラン・リプリー)
 レイ・リオッタ(マーク・ブライス)
 グレッチェン・モル(エラ・ブライス)
 ヴィンセント・ラレスカ(ハビエル・セスティ)
 マイク・ワトフォード(リック・マルティノ)
 リンジー・コネル(スチュワーデス)
 ケヴィ・カツラス(ジュリー)
 シャノン・ローソン(エミリー、ジュリーの母)
製作・ジャンル: 英国=カナダ=米国/ロマンス・サスペンス・エロティック/118分

人妻 [DVD]







不倫愛に身を投じた青年の復讐をメインに据えたラブ・サスペンス。

主役の青年を演じるのは、のちに
「恋に落ちたシェイクスピア」で俄然注目を浴びたJ・ファインズ。
本作でも、「恋に落ちた~」のシェイクスピア役同様、
真っすぐな恋に邁進する男性を演じている。

ヒロインのG・モルは、とても綺麗な女優だが
今までまったく知らなかった。
彼女の裸体美が不倫愛の官能度をアップさせている。

不倫相手に制裁を加える夫・マークの詰めの甘さ、
アランの復讐劇の巧妙度・執着心の薄さ、
スリルのない、マークによる報復、
どれをとっても中途半端の一言。

相棒役のハビエルが、一番面白いが
彼の役どころは、さほど本筋に絡んでこないので
そのユニークなキャラクターも
一人徒花を咲かせる結果に。

主役3人の俳優の実力・キャリアを鑑みるに
駄作に終わった元凶は、
脚本・演出のP・シュレイダーにあると言って間違いない。
「タクシー・ドライバー」の脚本家として脚光を浴びた彼も、
他に特筆する作品がないことも事実。
 
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