一夜の終わりはハートウォーミングに

カラオケ店を出たのが午後10時半。
微妙な時間ではありましたが
友人に誘われ、
タクシーに乗って、今度は栄のライブハウスへ。

"Antique Noel"



今夜の演奏は



というガールズバンド。

期せずして
ヴォーカルの "（鈴木）CHIAKI" ちゃんが最後の日でした。
仕事の都合で、バンドを抜けるということです。

彼女達のレパートリーリストからリクエストもできるという話を聞き
私は、♪君の瞳に恋してる♪ をお願いしました。



1960年代後半に米国でヒットし
80年代、
Boys Town Gangがディスコチックにアレンジして、再ブレイク。
元気になれるこの曲が大好きです。
今だと
アサヒスタイルフリー（発泡酒）のCMソングにも使われてます。

彫りが深く、美人なCHIAKIちゃんのヴォーカルも
とてもキュートでしたよっ



4, 5曲歌ったところで
CHIAKIちゃんが、辞めるに当たってのお別れの挨拶。
お客さんから花束が。

つづいて
ギターのMaffyちゃんが、CHIAKIちゃんを客席に降ろし
彼女に捧げるパフォーマンスが続きました。

お店の方による ♪乾杯♪
1番は、店員さんがオカリナで
2番は、お笑いメイクをした店長が似ていない長淵のモノマネ。

バンドのメンバーが、
ホイットニー・ヒューストンの ♪ I Will Always Love You ♪ を
持ち回りで歌いながら披露しました。
歌の下手さ加減が、却ってグッと来る瞬間でした。

まったくの部外者である私も
何度か目頭を熱くしながら、ライブの終了まで。

心温まる場面に同席できて
仲間っていいもんだなあ、と再認識。

雰囲気からして
CHIAKIちゃんは、音楽以外の仕事に進むようだけど
どんな道を選んでも、彼女ならきっと上手くやって行くと
感じさせてくれる素敵な女の子でした。

私にとっても
とても素敵な思い出の1ページとなることは間違いありません。

夕方飲みはじめた時は
抜け切らぬ公演の疲れ・連日の寝不足と
当日の暑い中での撮影で、そうとうヘバった状態でしたが
友人との再会、
お店や彼女たちのパフォーマンスに、元気をもらいました。


8月31日という切りのいいこの日
CHIAKIちゃんがAntique Dollを卒業すると同時に
私も今度こそ、タバコを卒業します。