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『天国の本屋~恋火』 [邦画(タ行)]

「天国の本屋~恋火」(2004)★★★☆☆55点
監督:篠原哲雄
製作:久松猛朗
原作:松久淳+田中渉「天国の本屋」「恋火」
脚本:狗飼恭子、篠原哲雄
撮影:上野彰吾
美術:小澤秀高
音楽:松任谷正隆
主題歌:松任谷由実「永遠が見える日」
照明:矢部一男
出演:
 竹内結子(桧山翔子/長瀬香夏子、翔子の姪)
 玉山鉄二(町山健太)
 原田芳雄(ヤマキ、天国の本屋店長)
 香里奈(由衣、同店員)
 福谷亮弥(薫、由衣の弟)
 香川照之(瀧本、翔子の恋人・花火師)
 塩見三省(西山、花火工房社長)
 根岸季衣(太田、同事務員)
 香川京子(桧山幸、翔子の母)
 新井浩文(サトシ、天国の本屋店員)
 大倉孝二(マル、香夏子の友人)
 斉藤陽一郎(千太郎、同友人)
 桜井センリ(太助、千太郎の父・飲食店「はたの」主人)
 吉田日出子(ヨネ、同母)
 あがた森魚(長瀬郁朗、香夏子の父・和菓子屋「陽光堂」主人)
 かとうかずこ(長瀬妙子、同母・翔子の姉)
 鰐淵晴子(天国の喫茶店のママ)
 丸橋夏樹(天国の喫茶店の常連客・ママの恋人)
 斉藤歩(コンサート・マネージャー)
 猪俣ユキ(看護婦)
原題: 製作・ジャンル: 「天国の本屋~恋火」フィルムパートナーズ(=松竹、電通、小学館、衛星劇場、スターダストピクチャーズ、テレビ朝日)/ロマンス・ドラマ・ファンタジー/111分

天国の本屋 恋火 [DVD]








優しい音楽や、ゆったりとした間のとり方が
天国のシーンを地上と上手く差別化している。
特に、本屋や喫茶店での微妙な照明は効果的。

瀧本が上げた "恋する花火" が
翔子がいる天国の本屋の窓からも見えた瞬間は
ちょっとじわっときた。

花火会場の原っぱで
風に吹かれながらピアノを演奏する健太の姿も美しい。

残念だけど
竹内は素人目にもピアノが弾けないのが丸分かりだ。
もう少し弾く様を練習してほしい。

香里奈も香川照之の演技は、自己陶酔的で
観ている者が置いてけぼりを食う。
昔はそうでもなかったが
最近はその大仰であざとい演技が鼻について
すっかり香川嫌いになってしまった。

ハートウォーミングなとてもいいストーリーなんだが
ユーミンの歌で終わるラストも含めて
素直に胸に染み込んでこないのは何故だろう。
この問題については、俳優の演技は瑣末的なこと。
2つのストーリーが現世と天国で同時に進行する上で
構成的な問題があるのかもしれない。

似ているという設定はあるものの
翔子と香夏子は別の俳優が演じた方が良かったように思える。
竹内結子の良さが活かせていない。

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