SSブログ

『喜劇 駅前茶釜』 [邦画(カ行)]

「喜劇 駅前茶釜」(1963)★★★☆65点
監督: 久松静児
製作: 佐藤一郎、金原文雄
脚本: 長瀬喜伴
撮影: 黒田徳三
美術: 小野友滋
音楽: 広瀬健次郎
出演:
 森繁久彌(森田徳之助、古物商・珍宝堂の主人)
 伴淳三郎(日孫和尚、呑福寺の住職)
 フランキー堺(三室勘次、写真屋)
 淡島千景(お景、お萩屋敷の女主人)
 淡路恵子(お藤、徳之助の妻)
 池内淳子(染太郎、芸者)
 若林映子(さつき、和尚の娘)
 横山道代(みどり、床屋の娘)
 小桜京子(みつ、扇屋の女中)
 三木のり平("狸")
 有島一郎(石山五郎、テレビ作家)
 中尾ミエ(中山ミエ)
 加東大介(三林、巡査)
 ジャイアント馬場(大原庄平、勘次の旧友)
 石田茂樹(花山久蔵)
 渡辺篤(宗助、床屋の親父)
 澤村貞子(金太郎、菊の家の女将)
 秋好光果(おたま、扇屋の女将)
 羽柴久(日通、小坊主)
 山茶花究(ヘヤアピンの三五郎)
 左卜全(神主)
 立原博(青山太郎)
 古池みか(バス・ガール)
 岩倉高子(芸者A)
 村松恵子(芸者B)
 加藤春哉(八百屋の幸ちゃん)
 織田政雄(狸屋の旦那)
 熊吉立岡(うすのろの熊、勘次の助手)
製作・ジャンル: 日本/コメディ/95分

images55.jpg

駅前シリーズ第6弾。
前作「喜劇 駅前飯店」以来2本目の鑑賞。

狸々(かちかち)山の呑福寺(どんぷくじ)を舞台に
茶釜をめぐるドタバタ喜劇。

冒頭クレジットのバックに流れる陽気な音楽。
祭囃子のようなリズムに合わせ、体がついつい動いてしまう。
私も日本人なんだなあ、と実感。

今の今まで美味い美味いと食べていたのに
狸を食べて具合が悪くなった
と思うや、たちまち踊りながら帰っていく姿は大笑い。
伴淳の真骨頂。

狸に扮する三木のり平の女装がおかしい。
上顎も少し出ているが、三木って鼻が高いんだなあ
と改めて発見。

デバガメもどきの写真屋・勘次。
彼の撮るヌード写真のタイトルは
"乳帰る" とか "乳なき子" といった具合だが
あまりのくだらないダジャレに思わず笑ってしまう。

平均身長も今より10cmほど低い当時
2mを超えるジャイアント馬場のゲスト出演も一興。

有島一郎たちの悪企みが中途半端なのと
加東と澤村の姉弟の絡みがないのが残念。

nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。