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『真昼の死闘』 [洋画(マ行)]

「真昼の死闘」(1970)★★☆☆50点
原題: TWO MULES FOR SISTER SARA
監督: ドン・シーゲル
製作: マーティン・ラッキン、キャロル・ケイス
原案: バッド・ベティカー
脚本: アルバート・マルツ
撮影: ガブリエル・フィゲロア
音楽: エンニオ・モリコーネ
出演:
 シャーリー・マクレーン(サラ)
 クリント・イーストウッド(ホーガン)
 マノロ・ファブレガス(ベルトラン、メキシコ軍大佐)
 アルベルト・モリン(レクレール、フランス軍将軍)
 デヴィッド・エスチュアルド(フアン)
 ジョゼ・チャベス(オラシオ)
 アルマンド・シルヴェストレ(盗賊)
製作・ジャンル: 米国/西部劇/105分

真昼の死闘 [DVD]








監督D・シーゲル、出演C・イーストウッドのコンビで贈る
メキシコを舞台にした西部劇。

アクションが売りの西部劇ではない。
というよりアクションに見所はない。
サラとホーガンの珍道中といった性格の作品だ。

最後の仏駐屯地襲撃の際
多方面からの同時攻撃のため、
どうやって地下牢の鉄格子を外すかが問題となる。
ダイナマイトを使っては事前にバレてしまうため
サラを囚人として牢に送り込む作戦をとるが、
計画通りに事は運ばない。
結局、各作戦の戦闘はバラバラに始まり
随分経ってから、ホーガンが格子の錠を外す。
あれだけ大騒ぎになった後に外すなら、
地下に待機している連中は、
開けてもらうのを待たずダイナマイト使えばよかったのでは?

といった具合に、ホントにアクションに見所ないのだ。

若き日のS・マクレーンは嫌味がなくて美しい。
尼僧しかしてその実体は…
マクレーンの演技力に圧倒されそうなイーストウッド。
この2人のやりとりがこの映画の唯一の見ものと言っていい。

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