『思い出を売る男』 [舞台]
「思い出を売る男」(再)(2008)★★☆☆50点
※(再):私が以前に観たことのある作品
作: 加藤道夫
演出: 浅利慶太
装置: 林光
出演:
田邊真也(思い出を売る男)
味方隆司(広告屋)
金田俊秀(GIの青年)
日下武史(乞食)
芝清道(黒マスクのジョオ)
関根麻帆(花売娘)
野村玲子(街の女)
西珠美(恋人ジェニイ)
神保幸由
有賀光一
福島武臣
塩地仁
斉藤美絵子
収録: 2008年7月 東京 自由劇場
番組: NHK芸術劇場 劇場中継「思い出を売る男」
チャンネル: 教育/デジタル教育1
放送日: 2010年1月8日(金)
放送時間: 午後11:47~翌日午前1:00(73分)
ジャンル: 現代劇・新劇
5年程前に、石丸幹二(男)、下村尊則(広告屋)のキャストで
劇場で鑑賞したこともある。
2人ともその後間もなく退団してしまったが…
戦後の街角を舞台にした幻想的・詩情的作品。
オルゴールとサクソフォン。
戦後を直接体験していない私でも、郷愁を感じる設定である。
近年、アルツハイマーはじめ、痴呆症がクローズアップされ
映画などのテーマにもなる。
まだ思い出のない無邪気な花売り娘。
世間をたくましく生きる広告屋。
そして、暗い過去をひきずるパンパン。
男は彼女に、
"思い出だけが君を支える唯一の生き甲斐だ" と語るが
過去に依存して生きることには共感できない。
思い出を、現実からの逃避する材料にしてはいけない。
記憶がいかに人間に大切なものかは分かる。
自分にとっても記憶は大切だが
私が生きている理由の一つは
人の記憶に残ることである。
生きているときも勿論だが、
自分の死後も生きる人たちに思い出してもらえたら至福だ。
大人に向けたおとぎ話的な作品だが
将来を語るエンディングにしなければ
ただのセンチな自己憐憫に帰結してしまう。
※(再):私が以前に観たことのある作品
作: 加藤道夫
演出: 浅利慶太
装置: 林光
出演:
田邊真也(思い出を売る男)
味方隆司(広告屋)
金田俊秀(GIの青年)
日下武史(乞食)
芝清道(黒マスクのジョオ)
関根麻帆(花売娘)
野村玲子(街の女)
西珠美(恋人ジェニイ)
神保幸由
有賀光一
福島武臣
塩地仁
斉藤美絵子
収録: 2008年7月 東京 自由劇場
番組: NHK芸術劇場 劇場中継「思い出を売る男」
チャンネル: 教育/デジタル教育1
放送日: 2010年1月8日(金)
放送時間: 午後11:47~翌日午前1:00(73分)
ジャンル: 現代劇・新劇
5年程前に、石丸幹二(男)、下村尊則(広告屋)のキャストで
劇場で鑑賞したこともある。
2人ともその後間もなく退団してしまったが…
戦後の街角を舞台にした幻想的・詩情的作品。
オルゴールとサクソフォン。
戦後を直接体験していない私でも、郷愁を感じる設定である。
近年、アルツハイマーはじめ、痴呆症がクローズアップされ
映画などのテーマにもなる。
まだ思い出のない無邪気な花売り娘。
世間をたくましく生きる広告屋。
そして、暗い過去をひきずるパンパン。
男は彼女に、
"思い出だけが君を支える唯一の生き甲斐だ" と語るが
過去に依存して生きることには共感できない。
思い出を、現実からの逃避する材料にしてはいけない。
記憶がいかに人間に大切なものかは分かる。
自分にとっても記憶は大切だが
私が生きている理由の一つは
人の記憶に残ることである。
生きているときも勿論だが、
自分の死後も生きる人たちに思い出してもらえたら至福だ。
大人に向けたおとぎ話的な作品だが
将来を語るエンディングにしなければ
ただのセンチな自己憐憫に帰結してしまう。
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