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『デーヴ』 [洋画(タ行)]

「デーヴ」(1993)(再)★★★★90点
※(再):私が以前に観たことのある作品
原題: DAVE
監督・製作: アイヴァン・ライトマン
製作: ローレン・シュラー=ドナー
製作総指揮: ジョー・メジャック、マイケル・C・グロス
脚本: ゲイリー・ロス
撮影: アダム・グリーンバーグ
音楽: ジェームズ・ニュートン・ハワード
出演:
 ケヴィン・クライン(デーヴ・コーヴィック/ビル・ミッチェル大統領)
 シガニー・ウィーバー(エレン・ミッチェル)
 フランク・ランジェラ(ボブ・アレグザンダー、大統領特別補佐官)
 ケヴィン・ダン(アラン・リード、大統領補佐官)
 ヴィング・レイムズ(デュエーン・スティーヴンソン、シークレットサービス)
 ベン・キングスレー(ナンス、副大統領)
 ローラ・リニー(ランディ)
 チャールズ・グローディン(マレー・ブルム)
 ボニー・ハント(ホワイトハウスのツアーガイド)
 アーノルド・シュワルツェネッガー(本人)
 ラリー・キング(本人)
 ジェイ・レノ(本人)
 ポール・サイモン(本人)
 オリヴァー・ストーン(本人)
製作・ジャンル: 米国/ドラマ・コメディ/110分

デーヴ [DVD]









何度観ても素晴らしい脚本に裏打ちされた
ハートウォーミングな映画だと思う。

チャールズ・グローディンは
「ミッドナイト・ラン」でも横領犯の会計士を演じていたが
ここでも例によっていい味を出しながら金を扱っている。
福祉施設の予算確保のためのデーヴとマレーの奮闘ぶりは
民主党政権が行なった事業仕分けさながらだ。

一旦飛び出したデーヴとエレン。
ホワイトハウスに舞い戻りそれぞれの部屋に戻るときに見せる
2人の間のケミストリーが心をつかむ。

デーヴの辞任会見をテレビで見ていたボブの周りから
あっという間に支援者たちが去るのは痛快。

大統領本人の汚職がバレて
影武者でいられなくなったデーヴの引き方。
巧みなプロットに感心する。

役目を終えてSPのデュエーンと別れるシーン。
替え玉になった当初、答えられずに黙ってしまった
"私のために死ねるか?" というデーヴの質問に
この別れ際にデュエーンが答える。
「あなたのためになら死ねる」
グッとくるね。

去っていくデーヴの姿を
エレン目線で、
しかも靄に消えゆくシルエットだけで見せる演出も素敵だ。

崇拝するケヴィン・クライン。
ブロードウェイでケネス・ブラナーが演出した
"The Play What I Wrote" を観に行ったとき
毎回登場するサプライズゲストが彼だった。
私は2階席に座を占めていたが、その感激といったらなかった。
共演とまでは言わなくても、是非芝居の話を聞きたい名優だ。

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