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『バックドラフト』 [洋画(ハ行)]

「バックドラフト」(1991)★★☆☆50点
原題: BACKDRAFT
監督: ロン・ハワード
製作: リチャード・バートン・ルイス、ペン・デンシャム、ジョン・ワトソン
製作総指揮: ブライアン・グレイザー、ラファエラ・デ・ラウレンティス
脚本: グレゴリー・ワイデン
撮影: ミカエル・サロモン
特撮: ILM
音楽: ハンス・ジマー
出演:
 カート・ラッセル(スティーヴン・マカフレイ、"ブル")
 ウィリアム・ボールドウィン(ブライアン・マカフレイ)
 ロバート・デ・ニーロ(ドナルド・リムゲイル、"シャドー"・放火犯罪捜査官)
 スコット・グレン(ジョン・アドコックス、"アックス")
 ジェニファー・ジェイソン・リー(ジェニファー・ヴァイトクス、"ジェニー")
 レベッカ・デモーネイ(ヘレン、スティーヴンの妻)
 ドナルド・サザーランド(ロナルド・バーテル)
 クリント・ハワード(検死医)
 ライアン・トッド(ブライアン・マカフレイ、幼年期)
 ジェイソン・ゲドリック(ティム、ブライアンの同僚)
 J・T・ウォルシュ(スウェイザク、市会議員)
製作・ジャンル: 米国/アクション・ドラマ/136分

バックドラフト [DVD]








殉職した消防士を親に持つ兄弟を描いた映画。

消防士が現場でタバコを吸うカットが出てくる。
戦争映画に見る西洋人のフランクさ・自由さと同様
へえ~こんなこと許されるんだ、と驚く
(現実はどうか分からないが)。
それにしても、同じようなカットが多すぎる気がする。

D・サザーランドが
「羊たちの沈黙」のレクター的なポジションで登場するが
まったくその役を生かす脚本・演出が不在。
もったいない起用といわざるを得ない。

スティーヴンを殺してしまわなくてもよかったのでは
という印象が強く残る。
彼が死ななくても、
彼の死後の各シーン(葬送は別だが)に影響はない。
あえて言えば、
アックスの放火を口外しないことに
スティーヴンが後ろめたさを感じることか。
その犯罪とてキレイに解決した方が観客のカタルシスに応えるはず。

ブライアンが研修生に注意を加えるアナロジー。
それをほくそ笑むのも仲間より兄であった方が嬉しい。

不満が多く残るが
主役2人が紡ぎ出す兄弟の葛藤と絆がいい線まで見えるだけに
ロン・ハワードにしては残念な作品。

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