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『セント・エルモス・ファイアー』 [洋画(サ行)]

「セント・エルモス・ファイアー」(1985)(再)★★★★☆80点
※(再):私が以前に観たことのある作品
原題: ST. ELMO'S FIRE
監督・脚本: ジョエル・シューマカー
製作: ローレン・シュラー
脚本: カール・カーランダー
撮影: スティーヴン・H・ブラム
音楽: デヴィッド・フォスター
出演:
 エミリオ・エステヴェス(カービー)
 ロブ・ロウ(ビリー)
 アリー・シーディ(レスリー)
 デミ・ムーア(ジュールス)
 アンドリュー・マッカーシー(ケヴィン)
 ジャド・ネルソン(アレック)
 メア・ウィニンガム(ウェンディ)
 アンディ・マクダウェル(デイル)
 ジョン・カトラー(ハウイー)
 ジェニー・ライト(フェリシア)
 ジョイス・ヴァン・パタン
 マーティン・バルサム
 ブレイク・クラーク
 マシュー・ローレンス
受賞:
 ラジー賞(ゴールデン・ラズベリー賞)
 ■ワースト助演男優賞 ロブ・ロウ
製作・ジャンル: 米国/青春・ドラマ/108分

セント・エルモス・ファイアー [DVD]








John Parr の ♪St. Elmo's Fire♪ に乗せて贈る青春映画。

慰めにカービーにキスしてやろうとするデール。
逆に、そのタイミングで強引にデールの唇を奪うカービーに対しては
観ている男性陣は "してやったり" って思いになる。

アレックの家に荷物をとりにきたレズリーに向かって
持っていくなと命じるレコード(CDでなく)が
ビリー・ジョエル、スプリングスティーン、ポリスなどというのが
まさに時代を象徴。

秘密を抱え、悩み、傷つき、傷つけ
それでも友のために一生懸命になる
80年代は日本もまさにこういう時代だったなあと思う。

ロブ・ロウ扮するビリーがサックス奏者を目指してNYへ出発する。
それを機に、"ST. ELMO'S BAR" を卒業し、
新たな一歩を踏み出していく若者たち7人。

7人の主人公たちのキャラクターが
これほど粒立って魅力的な青春映画は少ない。
大人になるとはどういうことなのか、久しぶりに考える気になった。

ラジー賞に輝いてしまったロブ・ロウの演技も
7人の中での役割をしっかり果たしていて、さほど気にならない。

ロブ・ロウというと、その響きからつい
ロブ・ロイを思い出してしまう。
ロブ・ロイとは、
スコットランドの義賊ロバート・マクレガーの愛称であり
また、その名を冠したスコッチ・ベースのカクテルの名前だ。
スコッチをアメリカン・ウイスキー(たとえばバーボン)に変えれば
カクテルの名はマンハッタンとなる。
ロブ・ロウが最後に目指すのがNYというのは偶然だろうか。

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