『僕らのミライへ逆回転』 [洋画(ハ行)]
「僕らのミライへ逆回転」(2008)★★★☆☆55点
原題: BE KIND REWIND
監督: ミシェル・ゴンドリー
製作: ジョルジュ・ベルマン
製作総指揮: トビー・エメリッヒ
ガイ・ストーデル
脚本: ミシェル・ゴンドリー
撮影: エレン・クラス
プロダクションデ
ザイン: ダン・リー
衣装デザイン: ラエル・エイフィリー
キシュー・チャンド
編集: ジェフ・ブキャナン
音楽: ジャン=ミシェル・ベルナール
音楽監修: リンダ・コーエン
出演:
ジャック・ブラック(ジェリー)
モス・デフ(マイク)
ダニー・グローヴァー(フレッチャー)
メロニー・ディアス(アルマ)
ミア・ファロー(ファレヴィチ)
チャンドラー・パーカー(クレイグ)
アーブ・グーチ(ウィルソン)
シガーニー・ウィーヴァー(ミス・ローソン)
アージェイ・スミス(マニー)
ジオ・ペレス(ランディ)
バーシア・ローザス(アンドレア)
トーマス・ソルティーズ(カール)
製作・ジャンル: 米国/コメディ/101分
立ち退きを迫られるレンタルビデオ屋を舞台に
若い従業員とその仲間たちが巻き起こす大騒動を描く。
原題 "BE KIND REWIND" は、
"返却の際は巻き戻しを" というレンタルビデオに書かれた言葉。
このノリにはついていけないなあとテンション下がるほど
ウザいJ・ブラックの空騒ぎで物語の幕が開く。
マイクに留守を任せた店長が気がかりなのが
ジェリーの存在。
電流を浴びすぎ、ジェリーが磁気を帯びた体になる
というありえない設定から、
磁気テープがやられて、店にあるビデオが全部お釈迦に。
そこから、既成作品を自分たちで手作りリメイクする。
荒くて雑な作りなのに、何故か大受け。
雑なセットでも、編集や効果で
結構見られる映像に仕上がるものだな、と思った。
尤も、実際には
ハリウッドの一流プロが製作しているわけで
素人にあんな芸当は無理だということも分かっているが。
M・ファローやS・ウィーヴァーは
贅沢にもちょい役での登場。
グローヴァーも完全にサポート役に回っている。
先日観た「BAT★21」から20年、
若々しかった彼も、初老の落着きがすっかり板についた。
ラストの上映会で、
映画の光を反射して輝くファローの顔は
「カイロの紫のバラ」を思い出させる。
おそらく、それを狙ったショットと推測される。
観始めは、単なるおバカコメディかと思った作品だったが
最後は、静かな感動でグッとくる。
あれで、"立ち退かなくて済むようになりました" という
ご都合主義のハッピーエンドに収めないところも好感が持てる。
はっきり言って
この映画はラストだけ、
このラストシーンあっての作品と言えるので
ネタバレありありの本ブログでも、内容は伏せておく。
原題: BE KIND REWIND
監督: ミシェル・ゴンドリー
製作: ジョルジュ・ベルマン
製作総指揮: トビー・エメリッヒ
ガイ・ストーデル
脚本: ミシェル・ゴンドリー
撮影: エレン・クラス
プロダクションデ
ザイン: ダン・リー
衣装デザイン: ラエル・エイフィリー
キシュー・チャンド
編集: ジェフ・ブキャナン
音楽: ジャン=ミシェル・ベルナール
音楽監修: リンダ・コーエン
出演:
ジャック・ブラック(ジェリー)
モス・デフ(マイク)
ダニー・グローヴァー(フレッチャー)
メロニー・ディアス(アルマ)
ミア・ファロー(ファレヴィチ)
チャンドラー・パーカー(クレイグ)
アーブ・グーチ(ウィルソン)
シガーニー・ウィーヴァー(ミス・ローソン)
アージェイ・スミス(マニー)
ジオ・ペレス(ランディ)
バーシア・ローザス(アンドレア)
トーマス・ソルティーズ(カール)
製作・ジャンル: 米国/コメディ/101分
立ち退きを迫られるレンタルビデオ屋を舞台に
若い従業員とその仲間たちが巻き起こす大騒動を描く。
原題 "BE KIND REWIND" は、
"返却の際は巻き戻しを" というレンタルビデオに書かれた言葉。
このノリにはついていけないなあとテンション下がるほど
ウザいJ・ブラックの空騒ぎで物語の幕が開く。
マイクに留守を任せた店長が気がかりなのが
ジェリーの存在。
電流を浴びすぎ、ジェリーが磁気を帯びた体になる
というありえない設定から、
磁気テープがやられて、店にあるビデオが全部お釈迦に。
そこから、既成作品を自分たちで手作りリメイクする。
荒くて雑な作りなのに、何故か大受け。
雑なセットでも、編集や効果で
結構見られる映像に仕上がるものだな、と思った。
尤も、実際には
ハリウッドの一流プロが製作しているわけで
素人にあんな芸当は無理だということも分かっているが。
M・ファローやS・ウィーヴァーは
贅沢にもちょい役での登場。
グローヴァーも完全にサポート役に回っている。
先日観た「BAT★21」から20年、
若々しかった彼も、初老の落着きがすっかり板についた。
ラストの上映会で、
映画の光を反射して輝くファローの顔は
「カイロの紫のバラ」を思い出させる。
おそらく、それを狙ったショットと推測される。
観始めは、単なるおバカコメディかと思った作品だったが
最後は、静かな感動でグッとくる。
あれで、"立ち退かなくて済むようになりました" という
ご都合主義のハッピーエンドに収めないところも好感が持てる。
はっきり言って
この映画はラストだけ、
このラストシーンあっての作品と言えるので
ネタバレありありの本ブログでも、内容は伏せておく。
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