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『ロブ・ロイ/ロマンに生きた男』 [洋画(ラ行)]

「ロブ・ロイ/ロマンに生きた男」(1995)★★★☆☆60点
原題: ROB ROY
監督: マイケル・ケイトン=ジョーンズ
製作: ピーター・ブローガン、リチャード・ジャクソン
脚本: アラン・シャープ
撮影: カール・ウォルター・リンデンローブ
音楽: カーター・バーウェル
出演:
 リーアム・ニーソン(ロブ・ロイ・マグレガー)
 ジェシカ・ラング(メアリー・マグレガー)
 ジョン・ハート(モントローズ侯爵)
 ティム・ロス(アーチボルド・カニンガム)
 エリック・ストルツ(アラン・マクドナルド)
 アンドリュー・キア(アーガイル公爵)
 ブライアン・コックス(キラーン)
 ブライアン・マッカーディー(アラスデア・マグレガー)
 ギルバート・マーティン(ガスリー)
 ヴィッキ・マッソン(ベティ)
 ジリー・ジルクリスト(イアン)
 ユーウェン・ステュアート(コル)
 デヴィッド・ヘイマン(タム・シボルド)
製作・ジャンル: 米国=英国/史劇/139分

ロブ・ロイ [DVD]







実在したスコットランドの義賊 ロブ・ロイを描いた作品。

ロブ・ロイは
スコッチベースのカクテルの中にも
その名を見つけることができる英雄。

まず、高地地方の風景の美しさに目を奪われる。
国も違うし、樹木の種類の違いもあるだろうが
「アルプスの少女ハイジ」の世界を見る思いだ。

サブタイトルの"ロマンに生きた男" というのが
どうも的外れに響く。
どう考えても、"信念の男" だろう。

物語の展開、対立構造、主要人物の性格づけ・行動パターン、
どこを切り取っても、正統派の作品。
先がすべて読めてしまう凡作と一蹴することは簡単。
だが、紋切り型のキャラクターとは言え
与えられた役柄をきっちり作り上げている
俳優たちの演技には納得。
T・ロスの卑劣漢ぶりが際立つ。

同じスコットランドの英雄を描き、同年に公開された作品に
メル・ギブソン監督・主演の「ブレイブハート」がある。
ギブソン大好きの私にはバイブルとも言える作品と比較してしまえば
お行儀が良く、まったく冒険を試みていない本作は
ただただ地味に映ってしまう。
 
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