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白磁の人 [日記]

30半ばまではバカのように酒を浴びていた私も
歳を重ねるごとに、酒席に出かける機会が減ってきています。
私は、自宅で晩酌などとは無縁。
暑~い夏の夜にビールを飲むことも、せいぜい年に一度か二度。

それが最近は何かと誘われることが多く…

昨日も、仲のいいミキサーさんと飲むことに。
先方は、予定よりずいぶん早く仕事が終わったらしく、
演技クラスで教鞭をとっている最中に
"仕事仲間と2人で4時から飲んでる" とのメールを受信。
おいおい、早い時間からいいご身分じゃのう。

6時半に秋葉原へ。
しかし何で秋葉原なんじゃ??
彼らの仕事現場が浜町にあるスタジオだったこと、
彼の家が大宮だから、ジャンクションとして帰途につきやすいこと
を考えれば、まあ不思議もないかな~
と、私が合流した時には、彼らは一軒目のお会計。
その足で、同じビルに入っている別の居酒屋へ。

ミキサーさんと一緒だったのは、
彼と同じ会社で日本語版の制作を担当している男性。
できあがってる2人に追いつかんと、
ハイピッチで傾けたビールジョッキは10杯くらい…だったかな。

現場ではたまに会うことはあっても
仕事抜きで彼と飲むのは、かなり久しぶり。
5年ぶりに語り合った友人の口から
"AKB" という単語が飛び出てきました。
今日土曜には、
何やら "Not yet" なるユニットのライヴに出かけるそうな。
AKBの中でも、お気に入りは渡辺麻友らしい、分かんないなあ??
いや~、お前どないしたん!?
ちょっとビックリ。
おお、それで飲むのも秋葉原なのか!
いやいや、さすがにそれは関係なかったようですが。

若い頃から、いわゆるアイドルにほとんど興味のない私の目には
世間の熱狂ぶりは、いつも不思議に映ります。


さて、私は明日
朗読会本番で、埼玉の奥地へ出かけなくてはなりません。

白磁展開催に合わせて企画されたもので、
浅川巧の生涯を描いた「白磁の人」の朗読会。
浅川巧は、
20世紀はじめ、韓国で陶磁器と木工の研究に身を捧げ
彼の地で生涯を終えた評論家です。

現在、映画「道 ~白磁の人~」が上映されていますが
今回の朗読台本も、
その映画の原作小説を基に、
企画者の方が脚色したものなんです。

プロの俳優としては私一人、
他は地元のアマチュアの方々で上演するとのお話でしたが
企画が二転三転。
私と同じ劇団の女優、
地元FM局でアナウンスをされている年配の女性、
出演者としても参加する本企画を担当された年配の男性、
そして、私。
結局、この4人で一本の作品を朗読することになりました。

元々私は、主人公の浅川巧役でオファーを受けており
コロス(古代ギリシャ劇に発祥した、"劇中の合唱隊")に
加わる以外は
巧役単独での参加です。

場所が遠いだけに、
4人揃っての稽古は、これまで一度しかしていません。
明日は、小1時間、必要最小限の箇所を合わせて本番を迎えます。

今日は一日、原作の小説を読み返したり
台本片手に一人リハーサルをしたりして過ごしました。

明日のお昼には雨があがっているといいなあ。

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