SSブログ

『アダムス・ファミリー』 [洋画(ア行)]

「アダムス・ファミリー」(再)(1991)★★★★85点
※(再):私が以前に観たことのある作品
原題: THE ADDAMS FAMILY
監督:バリー・ソネンフェルド
製作:スコット・ルーディン
製作総指揮:グレアム・プレイス
キャラクター創造:チャールズ・アダムズ
脚本:キャロライン・トンプソン、ラリー・ウィルソン
撮影:オーウェン・ロイズマン
音楽:マーク・シェイマン
主題歌:M・C・ハマー「Addams Groove」
出演:
 ラウル・ジュリア(ゴメス・アダムス)
 アンジェリカ・ヒューストン(モーティシア・アダムス)
 クリスティナ・リッチ(ウェンズデー・アダムス)
 ジミー・ワークマン(パグズリー・アダムス)
 ジュディス・マリナ(グラニー・アダムス)
 クリストファー・ロイド(フェスター・アダムス/ゴードン・クレイヴン)
 カレル・ストリッケン(ラーチ、執事)
 クリストファー・ハート(ハンド)
 エリザベス・ウィルソン(アビゲイル・クレイヴン/Dr. グレタ・ピンダーシュロス)
 ダン・ヘダヤ(タリー・アルフォード、アダムス家の顧問弁護士)
 ダナ・アイヴィ(マーガレット・アルフォード、タリーの妻)
 ポール・ベネディクト(ウォーマック、判事・アダムス家隣人)
 モーリーン・スー・レヴィン(フローラ・アモール)
 ダーリーン・レヴィン(ファウナ・アモール)
 ジョン・フランクリン(イット、ゴメスの従兄弟)
 トニー・アジート(ディジット・アダムス)
 ダグラス・ブライアン・マーティン(デクスター・アダムス)
 スティーヴン・M・マーティン(ドナルド・アダムス)
受賞:
 ラジー賞(ゴールデン・ラズベリー賞)
  ■ワースト音楽賞「Addams Groove」
 アボリアッツ・ファンタスティック映画祭
  ■20回記念賞
製作・ジャンル: 米国/ホラー・コメディ/100分

addams.jpg

チャールズ・アダムスの怪奇漫画を映画化。
一般的にも、TVアニメ「アダムスのお化け一家」で馴染みがある。

25年前に生き別れになった兄フェスター。
フェスターに瓜二つのゴードンが
アダムス家の財産強奪を目ろむ顧問弁護士と金貸しらの策略で
本人としてアダムス家に送り込まれる。

善悪・正邪逆転させた言葉遣いが心地よい。

この実写化の成功の第一の要因は
何をおいても、ファミリーのキャスティング以外にない。
セクシーで濃い顔立ちのジュリア、
たおやかな物腰とメイクでその美しさがいや増すヒューストン。

そして
カリカチュアされた役で名を馳せるロイドは
その扮装ぶりがワンパターンでないことをこの作品で実証している。

ハンドは特異な存在である。
顔のない役だが、私もやってみたいと思わせるだけの魅力がある。
オフィスでデスクにメールを配る様はお見事爽快。

屋敷内のさまざまな仕掛けが面白い。
書棚から通じた小部屋にぶら下がる拷問具のようなたくさんの吊り金。
秘密の小部屋へと導くのはただ一本。
私はこの仕掛けが一番面白かった。

子どもたちの学芸会と財産奪取の計画。
その狭間で悩みながらも、
無意識のうちに、アダムスの血が騒ぎ学校へ駆けつけるフェスター。
観ていて嬉しい瞬間である。

フェスターが嵐を呼ぶ本から閃く稲妻に打たれて記憶を甦らせるのは
単純だが巧みに練られた物語の収束だ。

ハマーの曲「Addams Groove」がラジー賞を受賞したことが
味噌をつけた。

nice!(3)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

nice! 3

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。