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『弁当夫婦』 [邦画(ハ行)]

「弁当夫婦」(2008)★★★☆☆60点
監督・脚本: ユースケ・サンタマリア
プロデューサー: 豊田健雄
エグゼクティブプロデューサー:大柳英樹、林朋夫、明石康弘、葉梨忠男、石畑俊三郎
脚本: 岡田俊平
出演:
 永作博美
 ユースケ・サンタマリア
製作・ジャンル: 「R246STORY」フィルムパートナーズ(ポニーキャニオン、電通、ソニマ、テレビ東京、フューチャー・プラネット)/ドラマ/26分

R246 STORY ユースケ・サンタマリア 監督作品 「弁当夫婦」 [DVD]








「R246 STORY」の一編。

「R246 STORY」とは
浅野忠信、中村獅童、ユースケ・サンタマリアの俳優陣に加え、
元格闘家の須藤元気、
m-floのVERBAL、RIP SLYMEのIL MARIが、
国道246号線をモチーフに監督した短編のオムニバス・ムービー。

早朝から弁当作りに腕を振るう、ギャラリー勤務の女。
移動式カフェを営む男との間に、ほとんど会話はない。

長年の同棲がマンネリになっている37歳の2人は
昼休みに、公園のベンチで一緒に弁当を食べるのが日課だ。
ある午後「ちょっと話をしよう」と営業中のカフェを訪れる女。

出勤時、昼食後。
去り際に女が投げかける「じゃ、後ほど~」が印象に残る。

脚本・監督をユースケが担当しているだけあって
ラフでモラトリアム的なユースケ、
冷徹でサディスティックなイメージもある永作、
2人の微妙な距離感が、独特の空気が全編を包む。

彼の世界観を好まない人には、何のメッセージも伝わらないかも。

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