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『白銀城の対決』 [邦画(ハ行)]

「白銀城の対決」(1960)☆☆☆☆10点
監督: 斎藤武市
企画: 芦田正蔵
原作: 松阪文男
脚本: 直居欽哉、横山保朗
撮影: 高村倉太郎
美術: 坂口武玄
音楽: 小杉太一郎
出演:
 石原裕次郎(伊庭俊介)
 高品格(鬼頭玄太郎)
 内田良平(鬼頭陽一)
 長門裕之(鬼頭達男)
 中原早苗(鬼頭順子)
 亀谷雅彦(鬼頭隆志)
 大坂志郎(三谷栄造)
 北原三枝(三谷佳子)
 金子信雄(香取善造)
 近藤宏(信州)
 土方弘(ウスノロ)
 深江章喜(吉松)
 内藤武敏(笹島)
 白木マリ(マダム由利)
 松下達夫(東洋索道社長)
製作・ジャンル: 日本/ドラマ/83分

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爽やかな青春ものかと思いきや、単なる伏線にすぎなかった。

この作品でも、裕次郎はやっぱり
最初から最後までヒーローであり
正義のシンボルとして描かれている。

オーラスの子供遭難シーンでは
一人かっこよく飛行機からの落下傘降下で救助に向かう。

長門裕之の役どころは、徹頭徹尾、狭量で卑怯な男。
"昔はそんな奴じゃなかった" という伊庭の台詞があるが
そんな側面は全くなく
冒頭から達男は呆れるほど嫌な男に描かれている。
兄の墓の前へ連れて行って簡単に改心するようなタマじゃない。
自分が騙されていたことを知って寝返る方がよほど自然。

甘々のハッピーエンドで何も残らず。

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