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『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー2』 [アジア映画]

「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー2」(1990)★★☆☆☆30点
原題: 倩女幽魂II: 人間道(SIEN NUI YAU WAN II: YAN GAAN DO)
    A CHINESE GHOST STORY II(英語)
監督: チン・シウトン
製作: ツイ・ハーク
脚本: ルン・ユー・ミン、ラム・ケイ・タオ、ロー・タイ・モ
撮影: アーサー・ウォン
出演:
 レスリー・チャン(ニン・ツォイサン、寧采臣)
 ウー・マ(イン・チェッハー、燕赤霞)
 ジョイ・ウォン(チュン・チンフォン、傳清風)
 ミシェール・リー(チュン・ユッチー、傳月池)
 ジャッキー・チュン(チーシャウ・ヤッイップ、知秋一葉)
 ラウ・シウミン(チュン・ティンジウ、傳天仇)
 ワイズ・リー(ジョー隊長、左千戸)
 ラウ・シュン(フードウジーホン大師、普渡慈航)
受賞:
 アボリアッツ・ファンタスティック映画祭
  ■SFX賞
製作・ジャンル: 香港/ホラー・ファンタジー/103分

チャイニーズ・ゴースト・ストーリー 2 デジタル・リマスター版 [DVD]








"バリバリオ" というヤッイップの呪文が耳について離れない。
私も術を使えそうな気になる。

ヒロインのチンフォンが妖怪に変身してしまう設定。
陽気を吹き込んであっという間に人間に戻してしまうのではなく
もっと引っぱって、彼女を助けるための奮闘ぶりを描く方がいい。
妖怪と化したチンフォンを泣く泣く殺さざるを得ない流れになれば
別れの結末もより切なくなるのに。
ただ嫁いだヒロインがヒーローを追って逃げてくるだけでは
何ともつまらない。

Part 3はまだ観ていないし筋も知らないが
もしや次回作のための伏線?
となると、
前半の妖怪のエピソードでチンフォンが殺されないのは
そのまた伏線?

妖怪が2体、術を使って妖怪と戦う役どころが2人。
その上、最後は前作に登場したイ道士が解決の運びになるなら
なおさら登場人物が余分に思えてくる。

狼に襲われんばかりのときに
悠長にキスしてる場合じゃないだろう。
同じラブシーンを挿入するにしても、
状況の緊迫感を利用してほしい。
あまりに考えのなさすぎる演出だ。

ヤッイップの末路はちょっと笑ってしまった。

最後の馬上シーン。
いくらアフレコだからといっても
合わなさすぎで、モノローグかと思うくらい雑なアテ方。

スターを使ったヒット作の続編、
製作費がないわけじゃあるまいに。
監督のプロフェッショナリズムを疑う。

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