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『夜霧よ今夜も有難う』 [邦画(ヤ行)]

「夜霧よ今夜も有難う」(1967)★★★☆☆60点
監督・脚本: 江崎実生
企画: 高木雅行
脚本: 野上龍雄、石森史郎
撮影: 横山実
美術: 坂口武玄
編集: 鈴木晄
音楽: 伊部晴美
出演:
 石原裕次郎(相良徹)
 浅丘ルリ子(北沢秋子)
 二谷英明(グエン)
 高品格(仙吉)
 郷(宍戸)鍈治(ビル、ウェイター)
 太田雅子(梶芽衣子)(ヒロミ、仙吉の娘)
 佐野浅夫(宮武刑事)
 鈴木瑞穂(チャン、グエンの同志)
 内田稔(鬼頭、CIB捜査官)
 二本柳寛ニ(佐伯、港南会)
 深江章喜(大崎、港南会)
 榎木兵衛(西、港南会)
 長弘(若松)
 杉山俊夫(関口)
 伊藤るり子(和枝、関口のパートナー)
製作・ジャンル: 日本/ドラマ・ロマンス・アクション/93分

夜霧よ今夜も有難う [DVD]








同名の主題歌は映画に先行して大ヒット。
今でもカラオケで口にする人は多い。
裕次郎ファンでない私は、テレビで歌を聞いたことがあるだけ。
同名映画が存在することすら知らなかった。

ストーリーにまったく山がない。
追っ手の追及がゆるく、派手なアクションも少ないので
スリルに欠ける。

裕次郎を二枚目だと思ったことは一度もないが
彼には色気と華がある。
「僕たちは1500回の昼と夜を取り戻した」
スターシステムの健在だった頃の日本映画には
こういったクサい決め台詞が似合う。

ラストで裕次郎が真珠の指輪だかイヤリングだかを海に捨てる。
去っていくルリ子の美しい涙も真珠のように光った。
ハードボイルドとまでは言わないが
「カサブランカ」のボガートにも通ずる日活映画の男の美学。

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