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『舞台恐怖症』 [洋画(ハ行)]

「舞台恐怖症」(1950)★★★★☆80点
原題: STAGE FRIGHT
監督・製作: アルフレッド・ヒッチコック
原作: セルウィン・ジェプソン
脚本: ウィットフィールド・クック
撮影: ウィルキー・クーパー
音楽: レイトン・ルーカス
出演:
 マレーネ・ディートリッヒ(シャーロット・インウッド)
 ジェーン・ワイマン(イブ・ギル)
 リチャード・トッド(ジョナサン・クーパー)
 アラステア・シム(コモドア・ギル)
 ケイ・ウォルシュ(ネリー・グッド)
 パトリシア・ヒッチコック(チャビー・バニスター)
 アンドレ・モレル(バイヤード捜査官)
製作・ジャンル: 英国/サスペンス/110分

舞台恐怖症 特別版 [DVD]








ヒッチコック監督の劇場未公開作品。

ヒッチコック監督らしいアイディア豊かな演出が光る殺人ミステリー。
冒頭からたたみかけるようにサスペンスが進行、
フラッシュバックが謎解きの手がかりとなり
最後には驚きの展開が待ち受ける。

何と言っても
冷酷な女優を演じるマレーネ・ディートリッヒ。
彼女の貫禄はさすがの一言。
ディートリッヒなくしてこの映画のスリルは成立しない。

うぶなヒロインに扮するジェーン・ワイマンの好演も光る。

ところで
題名の「舞台恐怖症」はもう少し何とかならなかったか。
原題の "stage fright" は通例、
"人前であがること"、"赤面症" といった意味だが、
英語では、"舞台上で(stage)驚愕(fright)をかけている。
そのあたりのニュアンスを乗せてくれると…

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