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『トリック 劇場版』 [邦画(タ行)]

「トリック 劇場版」(2002)★★☆☆50点
監督: 堤幸彦
製作: 木村純一、風野健治
プロデューサー: 桑田潔、島袋憲一郎、蒔田光治、山内章弘
ラインプロデューサー: 渡邊範雄
脚本: 蒔田光治
撮影: 斑目重友
美術: 稲垣尚夫
音楽: 辻陽
VE: 中村寿昌
照明: 池田ゆき子
出演:
 仲間由紀恵(山田奈緒子)
 阿部寛(上田次郎)
 生瀬勝久(矢部謙三)
 野際陽子(山田里見)
 伊武雅刀(長曾我部為吉)
 根岸季衣(菊姫)
 芳本美代子(南川悦子)
 山下真司(神崎明夫)
 大島蓉子(池田ハル)
 前原一輝(石原達也)
 アベディン・モハメッド(ジャーミーくん)
 三宅弘城(臼井猛)
 相島一之(本郷三四郎)
 みのすけ(駒場一路)
 川崎麻世(安田安夫)
 蛍雪次郎(村の住人)
 竹中直人(神001)
 ベンガル(神002)
 石橋蓮司(神003)
製作・ジャンル: 日本/ミステリー・コメディ/119分

トリック -劇場版- [DVD]








上田の同級生だというエリート官僚との会合。
いくらコミカルな映画作りをすると言っても
くせ者役者を集めれば、それでひと場出来上がり
って意識なら安直もいいとこだ。
エリートになんか全く見えない連中に
"リーマン予想" なんて口にされてもねえ。
普通にエリート演じてちゃ、あのメンバーを配した意味が全然ない。

形を形で終わらせるコミカルな演技は
芝居を面白くするのではなく、ただただ安っぽくするだけだ。
その類の役者が多すぎる。
せめて、伊武雅刀ぐらいには
ポジションを決めて、キャラクター芝居を貫くべき。

それなりに楽しめるが
結局は、ドラマの域を越えない。

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