『モディリアーニ/真実の愛』 [洋画(マ行)]
「モディリアーニ/真実の愛」(2004)★★★★☆90点
原題: MODIGLIANI
監督・脚本: ミック・デイヴィス
製作: アンドレ・ジャウイ、フィリップ・マルチネス、ステファニー・マルチネス
製作総指揮: ドナルド・A・バートン、カリーヌ・ベール、アントニー・ブラッキー、ポール・フィータム、アンディ・ガルシア、スティーヴ・マースデン、ダグラス・W・ミラー、ゲイリー・アンガー、マルコス・チューリナ
撮影: マニュ・カドッシュ
編集: エマ・E・ヒコックス
音楽: ガイ・ファーレイ
出演:
アンディ・ガルシア(アメデオ・モディリアーニ)
エルザ・ジルベルスタイン(ジャンヌ・エビュテルヌ)
イポリット・ジラルド(モーリス・ユトリロ)
オミッド・ジャリリ(パブロ・ピカソ)
エヴァ・ヘルツィゴヴァ(オルガ、ピカソの妻)
ウド・キア(マックス・ジャコブ)
ピーター・キャパルディ(ジャン・コクトー)
ルイ・ヒルヤー(レオポルド・ズボロフスキー)
ステヴァン・リムカス(シャイム・スーティン)
ダン・アスティリーヌ(ディエゴ・リベラ)
ランス・ヘンリクセン(フォスター・ケイン)
ミリアム・マーゴリーズ(ガルトルード・スタイン)
スージー・エイミー(ベアトリス・ヘイスティングス)
製作・ジャンル: 米国=ドイツ=仏国=伊国=ルーマニア=英国/ドラマ・ロマンス・伝記/126分
モディリアーニの絵が好きだ。
昨年も"モディリアーニ展"に出向き、久しぶりに生の絵を観た。
ジェラール・フィリップ主演の「モンパルナスの灯」の印象が強く
ガルシアのモディリアーニには抵抗感があった。
体格の立派なガルシアはやはり、
G・フィリップのような繊細さはあまり感じられなかったが
彼の表現した情熱は素晴らしい。
不摂生が病身の彼を若き死に追いやったが
それぞれの俳優が紡ぎだしたような
繊細さと情熱を兼ね備えた芸術家だったのだろう。
それにしても、ジャンヌを演じたエルザ・ジルベルスタインは
実際のジャンヌよりもはるかに、
モディリアーニの描いたジャンヌ像に似ている。
そして、何よりも美しい。
これほどの美しさに触れたことは久しくない。
実はセザール賞も受賞している実力派女優だ。
フランス映画に抵抗感のある私は今まで全く知らなかったが、
今後注目必至の女優。
くどいが、実に美しい。
彼女なくして、この映画、そしてガルシアも輝けなかっただろう。
この映画の中で、ピカソはモディと敵対する俗物に描かれているが
実際にはどうだったのだろうか。
若くして逝った天才は伝説となるが
若いとは言えない私も
熱く人を愛し、激しく生きてみたいという思いを新たにした。
原題: MODIGLIANI
監督・脚本: ミック・デイヴィス
製作: アンドレ・ジャウイ、フィリップ・マルチネス、ステファニー・マルチネス
製作総指揮: ドナルド・A・バートン、カリーヌ・ベール、アントニー・ブラッキー、ポール・フィータム、アンディ・ガルシア、スティーヴ・マースデン、ダグラス・W・ミラー、ゲイリー・アンガー、マルコス・チューリナ
撮影: マニュ・カドッシュ
編集: エマ・E・ヒコックス
音楽: ガイ・ファーレイ
出演:
アンディ・ガルシア(アメデオ・モディリアーニ)
エルザ・ジルベルスタイン(ジャンヌ・エビュテルヌ)
イポリット・ジラルド(モーリス・ユトリロ)
オミッド・ジャリリ(パブロ・ピカソ)
エヴァ・ヘルツィゴヴァ(オルガ、ピカソの妻)
ウド・キア(マックス・ジャコブ)
ピーター・キャパルディ(ジャン・コクトー)
ルイ・ヒルヤー(レオポルド・ズボロフスキー)
ステヴァン・リムカス(シャイム・スーティン)
ダン・アスティリーヌ(ディエゴ・リベラ)
ランス・ヘンリクセン(フォスター・ケイン)
ミリアム・マーゴリーズ(ガルトルード・スタイン)
スージー・エイミー(ベアトリス・ヘイスティングス)
製作・ジャンル: 米国=ドイツ=仏国=伊国=ルーマニア=英国/ドラマ・ロマンス・伝記/126分
モディリアーニの絵が好きだ。
昨年も"モディリアーニ展"に出向き、久しぶりに生の絵を観た。
ジェラール・フィリップ主演の「モンパルナスの灯」の印象が強く
ガルシアのモディリアーニには抵抗感があった。
体格の立派なガルシアはやはり、
G・フィリップのような繊細さはあまり感じられなかったが
彼の表現した情熱は素晴らしい。
不摂生が病身の彼を若き死に追いやったが
それぞれの俳優が紡ぎだしたような
繊細さと情熱を兼ね備えた芸術家だったのだろう。
それにしても、ジャンヌを演じたエルザ・ジルベルスタインは
実際のジャンヌよりもはるかに、
モディリアーニの描いたジャンヌ像に似ている。
そして、何よりも美しい。
これほどの美しさに触れたことは久しくない。
実はセザール賞も受賞している実力派女優だ。
フランス映画に抵抗感のある私は今まで全く知らなかったが、
今後注目必至の女優。
くどいが、実に美しい。
彼女なくして、この映画、そしてガルシアも輝けなかっただろう。
この映画の中で、ピカソはモディと敵対する俗物に描かれているが
実際にはどうだったのだろうか。
若くして逝った天才は伝説となるが
若いとは言えない私も
熱く人を愛し、激しく生きてみたいという思いを新たにした。
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