『運命のボタン』 [洋画(ア行)]
「運命のボタン」(2009)★★★☆65点
原題: THE BOX
監督・製作: リチャード・ケリー
製作: ショーン・マッキトリック、ダン・リン
製作総指揮: スー・ベイドン=パウエル、テッド・フィールド、パリス・カシドコスタス・ラトシス、テリー・ダガス、エドワード・H・ハム・Jr
原作: リチャード・マシスン
脚本: リチャード・ケリー
撮影: スティーヴン・ポスター
プロダクションデザイン: アレクサンドラ・ハモンド
衣装デザイン: エイプリル・フェリー
編集: サム・バウアー
音楽: ウィン・バトラー、レジーヌ・シャサーニュ、オーウェン・パレット
出演:
キャメロン・ディアス(ノーマ・ルイス)
ジェームズ・マースデン(アーサー・ルイス)
フランク・ランジェラ(アーリントン・スチュワード)
ジェームズ・レブホーン(ノーム・ケイヒル)
ホルムズ・オズボーン(ディック・バーンズ)
サム・オズ・ストーン(ウォルター・ルイス、息子)
ジリアン・ジェイコブズ(デイナ)
シーリア・ウェストン(ラナ・バーンズ)
デボラ・ラッシュ(クリマニ・スチュワード)
リサ・K・ワイアット
マーク・S・カルティエ
ケヴィン・ロバートソン
ミシェル・デュレット
イアン・カーン
ジョン・マガロ
製作・ジャンル: 米国/サスペンス・ミステリー・SF/116分
宇宙飛行士として火星へ行く夢の潰える夫。
突然の経済難に悩む妻。
そこへふいに届いた謎の箱。
その大きな赤いボタンを押せば
①誰かが一人死ぬ
②現金100万ドルが手に入る
観終わって第一声。
肩が凝った、救いがない。
普段、家のTV画面で映画を観ることが多いせいかもしれないが
久しぶりにドキドキした。
それだけ、
先の展開・箱の正体に期待して集中していたということだろう。
だが、ルイス夫妻の苦闘は一体何だったのか。
何もせずに手をこまねいていても、結果は同じだったのだ。
グロテスクな風貌のスチュワードに愛を感じたと告げるノーマ。
与えられた試験をクリアしたアーサー。
それが何の意味もなかったのだ。
"雇い主" があれだけ2人を右往左往させる意味が全く不明。
ジャンルとして "SF" を加えたが
登場人物がNASA関係者として宇宙に関わっているという程度。
スチュワードの体を乗っ取っている "雇い主" が何者なのか。
火星人なのか、稲妻を司る超知的生命体なのか
最後まで明かされることはない。
しかも、連中は積極的に地球を侵略するでもなく
人間の道徳心を試し、それに人類が打ち克たねば滅亡するだろう
とはこれ如何に。
あるいは、"雇い主" は
数が増えすぎ暴走する人間を戒める "神" だとでも言うのだろうか。
神であるなら、ルイス夫妻が許されてもいいはず。
やはり、彼ら2人を試した意味づけが出来ない。
箱を届ける対象がNASA関係者ばかりというのも
理由付けが欲しい。
"雇い主" のために働く "従業員" たちは
いかにして "従業員" になったのだろう。
スチュワード同様に、
一度死んだ人間の体に乗り移った仲間の生命体たち?
疑問が尽きない上に
キャメロンが
あの飛び切りの笑顔を一度も見せることなく死んでしまうのは
淋しいかぎり。
J・マースデンは小作りの顔だが、
なかなかセクシーな男優だと思った。
久しぶりにドキドキさせてくれたこと以外は
非常に不満の残る映画。
原題: THE BOX
監督・製作: リチャード・ケリー
製作: ショーン・マッキトリック、ダン・リン
製作総指揮: スー・ベイドン=パウエル、テッド・フィールド、パリス・カシドコスタス・ラトシス、テリー・ダガス、エドワード・H・ハム・Jr
原作: リチャード・マシスン
脚本: リチャード・ケリー
撮影: スティーヴン・ポスター
プロダクションデザイン: アレクサンドラ・ハモンド
衣装デザイン: エイプリル・フェリー
編集: サム・バウアー
音楽: ウィン・バトラー、レジーヌ・シャサーニュ、オーウェン・パレット
出演:
キャメロン・ディアス(ノーマ・ルイス)
ジェームズ・マースデン(アーサー・ルイス)
フランク・ランジェラ(アーリントン・スチュワード)
ジェームズ・レブホーン(ノーム・ケイヒル)
ホルムズ・オズボーン(ディック・バーンズ)
サム・オズ・ストーン(ウォルター・ルイス、息子)
ジリアン・ジェイコブズ(デイナ)
シーリア・ウェストン(ラナ・バーンズ)
デボラ・ラッシュ(クリマニ・スチュワード)
リサ・K・ワイアット
マーク・S・カルティエ
ケヴィン・ロバートソン
ミシェル・デュレット
イアン・カーン
ジョン・マガロ
製作・ジャンル: 米国/サスペンス・ミステリー・SF/116分
宇宙飛行士として火星へ行く夢の潰える夫。
突然の経済難に悩む妻。
そこへふいに届いた謎の箱。
その大きな赤いボタンを押せば
①誰かが一人死ぬ
②現金100万ドルが手に入る
観終わって第一声。
肩が凝った、救いがない。
普段、家のTV画面で映画を観ることが多いせいかもしれないが
久しぶりにドキドキした。
それだけ、
先の展開・箱の正体に期待して集中していたということだろう。
だが、ルイス夫妻の苦闘は一体何だったのか。
何もせずに手をこまねいていても、結果は同じだったのだ。
グロテスクな風貌のスチュワードに愛を感じたと告げるノーマ。
与えられた試験をクリアしたアーサー。
それが何の意味もなかったのだ。
"雇い主" があれだけ2人を右往左往させる意味が全く不明。
ジャンルとして "SF" を加えたが
登場人物がNASA関係者として宇宙に関わっているという程度。
スチュワードの体を乗っ取っている "雇い主" が何者なのか。
火星人なのか、稲妻を司る超知的生命体なのか
最後まで明かされることはない。
しかも、連中は積極的に地球を侵略するでもなく
人間の道徳心を試し、それに人類が打ち克たねば滅亡するだろう
とはこれ如何に。
あるいは、"雇い主" は
数が増えすぎ暴走する人間を戒める "神" だとでも言うのだろうか。
神であるなら、ルイス夫妻が許されてもいいはず。
やはり、彼ら2人を試した意味づけが出来ない。
箱を届ける対象がNASA関係者ばかりというのも
理由付けが欲しい。
"雇い主" のために働く "従業員" たちは
いかにして "従業員" になったのだろう。
スチュワード同様に、
一度死んだ人間の体に乗り移った仲間の生命体たち?
疑問が尽きない上に
キャメロンが
あの飛び切りの笑顔を一度も見せることなく死んでしまうのは
淋しいかぎり。
J・マースデンは小作りの顔だが、
なかなかセクシーな男優だと思った。
久しぶりにドキドキさせてくれたこと以外は
非常に不満の残る映画。
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