『地上(ここ)より永遠に』 [洋画(カ行)]
「地上(ここ)より永遠に」(1953)★★★☆70点
原題: FROM HERE TO ETERNITY
監督: フレッド・ジンネマン
製作: バディ・アドラー
原作: ジェームズ・ジョーンズ
脚本: ダニエル・タラダッシュ
撮影: バーネット・ガフィ
作曲: ジョージ・ダニング
音楽監督: モリス・W・ストロフ
出演:
バート・ランカスター(ミルトン・ウォーデン曹長)
モンゴメリー・クリフト(ロバート・E・リー・プルーウィット上等兵)
デボラ・カー(カレン・ホームズ)
フランク・シナトラ(アンジェロ・マジオ上等兵)
ドナ・リード(アルマ・"ロリーン"・バーク)
ジョン・デニス(アイク・ガロヴィッチ軍曹、分隊長)
アーネスト・ボーグナイン("ファッツォ"・ジャドソン軍曹、営倉部)
フィリップ・オーバー(ダナ・ホームズ大尉)
ジャック・ウォーデン(バックリー伍長)
バーバラ・モリソン(キプファー夫人、"ニュー・コングレス・クラブ" のオーナー)
受賞:
アカデミー賞
■作品賞
■助演男優賞 フランク・シナトラ
■助演女優賞 ドナ・リード
■監督賞 フレッド・ジンネマン
■脚色賞 ダニエル・タラダッシュ
■撮影賞(白黒) バーネット・ガフィ
■編集賞 William Lyon
■録音賞 John P. Livadary/COLサウンド部(Columbia Studio Sound Department)
カンヌ国際映画祭
■特別グランプリ フレッド・ジンネマン
NY批評家協会賞
■作品賞
■男優賞 バート・ランカスター
■監督賞 フレッド・ジンネマン
ゴールデン・グローブ賞
■助演男優賞 フランク・シナトラ
■監督賞 フレッド・ジンネマン
アメリカ国立フィルム登録簿
■新規登録作品
製作・ジャンル: 米国/ドラマ/118分
M・クリフトは優男のイメージが強いが
あんな鍛え抜かれた体をしているとは驚いた。
M・クリフトを見るとトム・クルーズを思い出す。
クルーズを見ても、クリフトを思い出さないのは
彼には、クリフトのような憂いが無いからだろうか。
D・カーの美しさには品がある。
プルーの同僚・アンジェロを演じる
F・シナトラの陽気さ・一本気なところが
この作品の重要なアクセントとなっている。
ボーグナインの悪役ぶりも重要なポイント。
演技も確かな素晴らしい俳優がキャストを固め
プルーとアンジェロの友情、
プルーとロリーン、ウォーデンとカレンの恋愛
そしてプルーとウォーデンの信頼関係が
繊細かつ丁寧に描かれた良作。
ただ、脚本には魅力がなく、
クライマックスがはっきりしないために
真珠湾攻撃による唐突なエンディングに
カタルシスが生まれない。
軍隊の中には、ボクシング部があり
休暇には街に繰り出す。
上官の妻との不倫さえある。
こんな国に日本が勝てるはずはない。
原題: FROM HERE TO ETERNITY
監督: フレッド・ジンネマン
製作: バディ・アドラー
原作: ジェームズ・ジョーンズ
脚本: ダニエル・タラダッシュ
撮影: バーネット・ガフィ
作曲: ジョージ・ダニング
音楽監督: モリス・W・ストロフ
出演:
バート・ランカスター(ミルトン・ウォーデン曹長)
モンゴメリー・クリフト(ロバート・E・リー・プルーウィット上等兵)
デボラ・カー(カレン・ホームズ)
フランク・シナトラ(アンジェロ・マジオ上等兵)
ドナ・リード(アルマ・"ロリーン"・バーク)
ジョン・デニス(アイク・ガロヴィッチ軍曹、分隊長)
アーネスト・ボーグナイン("ファッツォ"・ジャドソン軍曹、営倉部)
フィリップ・オーバー(ダナ・ホームズ大尉)
ジャック・ウォーデン(バックリー伍長)
バーバラ・モリソン(キプファー夫人、"ニュー・コングレス・クラブ" のオーナー)
受賞:
アカデミー賞
■作品賞
■助演男優賞 フランク・シナトラ
■助演女優賞 ドナ・リード
■監督賞 フレッド・ジンネマン
■脚色賞 ダニエル・タラダッシュ
■撮影賞(白黒) バーネット・ガフィ
■編集賞 William Lyon
■録音賞 John P. Livadary/COLサウンド部(Columbia Studio Sound Department)
カンヌ国際映画祭
■特別グランプリ フレッド・ジンネマン
NY批評家協会賞
■作品賞
■男優賞 バート・ランカスター
■監督賞 フレッド・ジンネマン
ゴールデン・グローブ賞
■助演男優賞 フランク・シナトラ
■監督賞 フレッド・ジンネマン
アメリカ国立フィルム登録簿
■新規登録作品
製作・ジャンル: 米国/ドラマ/118分
M・クリフトは優男のイメージが強いが
あんな鍛え抜かれた体をしているとは驚いた。
M・クリフトを見るとトム・クルーズを思い出す。
クルーズを見ても、クリフトを思い出さないのは
彼には、クリフトのような憂いが無いからだろうか。
D・カーの美しさには品がある。
プルーの同僚・アンジェロを演じる
F・シナトラの陽気さ・一本気なところが
この作品の重要なアクセントとなっている。
ボーグナインの悪役ぶりも重要なポイント。
演技も確かな素晴らしい俳優がキャストを固め
プルーとアンジェロの友情、
プルーとロリーン、ウォーデンとカレンの恋愛
そしてプルーとウォーデンの信頼関係が
繊細かつ丁寧に描かれた良作。
ただ、脚本には魅力がなく、
クライマックスがはっきりしないために
真珠湾攻撃による唐突なエンディングに
カタルシスが生まれない。
軍隊の中には、ボクシング部があり
休暇には街に繰り出す。
上官の妻との不倫さえある。
こんな国に日本が勝てるはずはない。
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