『目撃』 [洋画(マ行)]
「目撃」(1997)★★★☆65点
原題: ABSOLUTE POWER
監督・製作: クリント・イーストウッド
製作: カレン・スピーゲル
製作総指揮: トム・ルーカー
原作: デヴィッド・バルダッシ
脚本: ウィリアム・ゴールドマン
撮影: ジャック・N・グリーン
プロダクションデザイン: ヘンリー・バムステッド
美術: ジャック・G・テイラー・Jr
編集: ジョエル・コックス
音楽: レニー・ニーハウス
舞台装置: リチャード・C・ゴダード、アン・D・マッカレー
出演:
クリント・イーストウッド(ルーサー・ホイットニー)
ジーン・ハックマン(アレン・リッチモンド、大統領)
エド・ハリス(セス・フランク、殺人課刑事)
ローラ・リニー(ケイト・ホイットニー、ルーサーの娘)
ジュディ・デイヴィス(グロリア・ラッセル、大統領首席補佐官)
スコット・グレン(ビル・バートン、大統領警護官)
デニス・ヘイスバート(ティム・コリン、大統領警護官)
E・G・マーシャル(ウォルター・サリヴァン)
メロラ・ハーディン(クリスティ・サリヴァン)
ケン・ウェルシュ(サンディ・ロード)
リチャード・ジェンキンス(マイケル・マッカーティ、ヒットマン)
ペニー・ジョンソン(ローラ・サイモン)
マーク・マーゴリス(レッド・ブランズフォード)
エレイン・ケイガン(ヴァレリー)
アリソン・イーストウッド(美学生)
製作・ジャンル: 米国/サスペンス/121分
大統領の絡んだ殺人事件をめぐるサスペンスドラマ。
冒頭の美術館のシーンで、実の娘のアリソンと共演している。
登場すればまず悪(わる)というG・ハックマン。
ここでもアメリカ最高権力を持つエロ親父を演じている。
かっこいいハゲだなあ、感心するE・ハリスだが
サスペンス性の低いストーリーだけに
活躍の場が少なくてもったいない。
サリヴァンの雇うヒットマンはまったく見せ場なく
警護官の一人コリンも
思わせぶりな笑みを見せながら大した絡みもなく
型どおりの展開にがっかり。
隔絶していた人間同士が最後に心を通わせる
というイーストウッド好みの作品だが
中盤の盛り上がりに欠けると
ハートウォーミングなラストも釈然としなくなる。
いい父親ぶりを発揮するイーストウッドも
所詮は犯罪者であり
正当防衛(?)かもしれないが、殺人も犯す役なのに
娘に好意を抱く刑事さえも彼にはノータッチなのが
もやもやを後押しする。
「ミリオンダラー・ベイビー」以来
久しぶりに残尿感を覚えるイーストウッド映画だった。
原題: ABSOLUTE POWER
監督・製作: クリント・イーストウッド
製作: カレン・スピーゲル
製作総指揮: トム・ルーカー
原作: デヴィッド・バルダッシ
脚本: ウィリアム・ゴールドマン
撮影: ジャック・N・グリーン
プロダクションデザイン: ヘンリー・バムステッド
美術: ジャック・G・テイラー・Jr
編集: ジョエル・コックス
音楽: レニー・ニーハウス
舞台装置: リチャード・C・ゴダード、アン・D・マッカレー
出演:
クリント・イーストウッド(ルーサー・ホイットニー)
ジーン・ハックマン(アレン・リッチモンド、大統領)
エド・ハリス(セス・フランク、殺人課刑事)
ローラ・リニー(ケイト・ホイットニー、ルーサーの娘)
ジュディ・デイヴィス(グロリア・ラッセル、大統領首席補佐官)
スコット・グレン(ビル・バートン、大統領警護官)
デニス・ヘイスバート(ティム・コリン、大統領警護官)
E・G・マーシャル(ウォルター・サリヴァン)
メロラ・ハーディン(クリスティ・サリヴァン)
ケン・ウェルシュ(サンディ・ロード)
リチャード・ジェンキンス(マイケル・マッカーティ、ヒットマン)
ペニー・ジョンソン(ローラ・サイモン)
マーク・マーゴリス(レッド・ブランズフォード)
エレイン・ケイガン(ヴァレリー)
アリソン・イーストウッド(美学生)
製作・ジャンル: 米国/サスペンス/121分
大統領の絡んだ殺人事件をめぐるサスペンスドラマ。
冒頭の美術館のシーンで、実の娘のアリソンと共演している。
登場すればまず悪(わる)というG・ハックマン。
ここでもアメリカ最高権力を持つエロ親父を演じている。
かっこいいハゲだなあ、感心するE・ハリスだが
サスペンス性の低いストーリーだけに
活躍の場が少なくてもったいない。
サリヴァンの雇うヒットマンはまったく見せ場なく
警護官の一人コリンも
思わせぶりな笑みを見せながら大した絡みもなく
型どおりの展開にがっかり。
隔絶していた人間同士が最後に心を通わせる
というイーストウッド好みの作品だが
中盤の盛り上がりに欠けると
ハートウォーミングなラストも釈然としなくなる。
いい父親ぶりを発揮するイーストウッドも
所詮は犯罪者であり
正当防衛(?)かもしれないが、殺人も犯す役なのに
娘に好意を抱く刑事さえも彼にはノータッチなのが
もやもやを後押しする。
「ミリオンダラー・ベイビー」以来
久しぶりに残尿感を覚えるイーストウッド映画だった。
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