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『三たびの海峡』 [邦画(マ行)]

「三たびの海峡」(’95)★★★☆☆60点

三國連太郎主演の神山征二郎監督作品。

兵役から逃げ回っていた三國が韓国人を演じる、という設定に
ちょっと怪訝な思いを抱いて観はじめたが
回想シーンで青年時代の主人公を演じるのは
在日韓国人の俳優だったので
まったく気にはならなかった。

戦時中の残酷さ、同胞への思い。
少し胸が熱くなった。

ただ、主人公・シグンの視点が、
同胞よりも恋人に置かれすぎていて
肝心の同胞への思いがあまり浮き立ってこない。

文学賞受賞の原作に忠実なのかもしれないが
シグンでなく、シグンの息子・時郎を主人公に
話を展開するのも面白いのではないかと思った。

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