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『決断の3時10分』 [洋画(カ行)]

「決断の3時10分」(1957)★★★☆70点
原題: 3: 10 TO YUMA
監督: デルマー・デイヴィス
製作: デヴィッド・ヘイルウェイル
原作: エルモア・レナード
脚本: ハルステッド・ウェルズ
撮影: チャールズ・ロートン・Jr.
美術: フランク・ホテイリング
編集: アル・クラーク
音楽: ジョージ・ダニング
装置: ウィリアム・キアーナン、ロバート・プリーストリー
衣裳: ジーン・ルイス
出演:
 グレン・フォード(ベン・ウェイド)
 ヴァン・ヘフリン(ダン・エヴァンス、牧場主)
 レオラ・ダナ(アリス・エヴァンス、ダンの妻)
 フェリシア・ファー(エミー、酒場の店員)
 ヘンリー・ジョーンズ(アレックス・ポッター、酒場主・金貸し)
 ロバート・エムハート(バターフィールド、駅馬車会社のオーナー)
 リチャード・ジャッケル(チャーリー・プリンス、ウェイドの手下)
 フォード・レイニー(ビズビーの連邦保安官)
 シェリダン・コメラーテ(ボブ・ムーンズ、ビルの弟)
 ボイド・ストックマン(ビル・ムーンズ、駅馬車の御者)
 バリー・カーティス(マシュー・エヴァンス、ダンの長男)
 ジェリー・ハートルベン(マーク・エヴァンス、ダンの次男)
 ガイ・ウィルカーソン(コンテンションシティのホテルオーナー)
 ビル・ヘイル(デイヴ・キーン、町民)
 ロバート・エレンスタイン(アーニー・コリンズ)
 ドロシー・アダムス(ポッター夫人)
 ジョージ・ミッチェル
製作・ジャンル: 米国/西部劇・ドラマ/92分

決断の3時10分 [DVD]








日照り続きで荒れた牧場。
金の為に強盗団の首領の移送に加わる牧場主を主人公に
奪還を狙う一味の手下たちとの闘いを描く。

ウェイドはいい男で、何故強盗団など率いているのかと思うほど。
人を惹きつける色気と冷静さを備え、善人としても大成しそうなのに。

アレックスが撃たれ縛り首にされた様を影だけで見せる演出は
直接的に見せて映像がグロテスクになるのを避けると同時に
バターフィールドの恐怖心を煽る上で非常に効果的。

1万ドルで逃がしてくれるよう
ウェイドに取引を持ちかけられるダン。

仲間のアレックスも殺され、
バターフィールドも依頼を取り下げ逃げようとする。
心配した妻もやって来る。
移送のための列車の到着時刻が迫る中、
一人残されたダンの決断は…

ダンのような家族を持ちたいと夢を語るウェイド。
復讐をしようとしたボブから守った借りを返して
進んでユマ行きの列車に乗り込むウェイドに、男気とハートを感じた。
やっぱり、ウェイドはいい奴だ。

恵みの雨の降りはじめる中、手を振って夫を見送る妻。

冒頭では
声と歌い方の男臭さが少し厭らしいと感じたテーマソングだが
この美しいラストのバックに流れると、
爽やかさを感じ非常に勇壮に聞こえる。

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