『ALWAYS 三丁目の夕日』 [邦画(ア行)]
「ALWAYS 三丁目の夕日」(2005)(再)★★★★90点
※(再):私が以前に観たことのある作品
監督: 山崎貴
製作: 高田真治、亀井修、島谷能成、平井文宏、島本雄二、西垣慎一郎、中村仁、島村達雄、高野力
プロデューサー: 安藤親広、高橋望、守屋圭一郎
エグゼクティブプロデューサー: 阿部秀司、奥田誠治
原作: 西岸良平『三丁目の夕日』
脚本: 山崎貴、古沢良太
撮影: 柴崎幸三
美術: 上條安里
音楽: 佐藤直紀
音響効果: 柴崎憲治
主題歌: D-51『ALWAYS』
VFX: 山崎貴
VFXディレクター: 渋谷紀世子
照明: 水野研一
装飾: 龍田哲児
録音: 鶴巻仁
出演:
吉岡秀隆(茶川竜之介、"文学")
須賀健太(古行淳之介)
小雪(石崎ヒロミ)
堤真一(鈴木則文)
薬師丸ひろ子(鈴木トモエ)
小清水一揮(鈴木一平)
堀北真希(星野六子)
三浦友和(宅間史郎)
もたいまさこ(大田キン)
温水洋一(吉田、自転車屋)
小日向文世(川渕康成、王手興産社長)
小木茂光(佐竹、川渕の秘書)
マギー(丸山、精肉店)
木村祐一(電気屋)
ピエール瀧(氷屋)
神戸浩(郵便配達)
飯田基祐(中島巡査)
麻木久仁子(宅間の妻)
石丸謙二郎(静夫)
奥貫薫(古行和子)
松尾貴史(不動産屋)
益岡徹(劇場支配人)
製作・ジャンル: 日本/ドラマ・コメディ/133分
扇風機の前で声を出して震わせてみたり
冷蔵庫に顔突っ込んだり
子供も大人も無垢だった戦後間もない日本の姿が美しい。
盗作されたアイデアを
小説にしてくれたからと言って喜ぶ純真さにジーンとくる。
高円寺から帰ってきた一平と淳之介。
鈴木オートが一平を殴るより先に淳之介を殴る "文学"、
作者の狙いだと分かっていても、
すっかり情が通じている2人がいいなあと思う。
床に就いた一平が
母が縫い付けておいてくれたお守りに感謝するシーン。
戦争で妻子を亡くしている宅間が
サンタ役を引き受けたことを噛みしめるように喜ぶシーン、などなど。
何気ないが、グッと涙が出てくる場面が満載だ。
私はかねがね、小雪を美人だが幸薄顔だと思っている。
こういう役こそピッタリ。
原作に引きずられてか、
ちょっと漫画チックなのが、時々気になるが
昔の日本を懐かしがるだけでなく
人間の優しさを信じたくなる素敵な作品だ。
縁もゆかりもない人たちの間には愛がある。
最後に皆が見上げる夕日と東京タワー。
スカイツリーができつつある現代、
その先に希望ある未来は見えるだろうか。
残念なのは、
安直な主題歌があっという間に胸の熱さを覚ましてしまうこと。
※(再):私が以前に観たことのある作品
監督: 山崎貴
製作: 高田真治、亀井修、島谷能成、平井文宏、島本雄二、西垣慎一郎、中村仁、島村達雄、高野力
プロデューサー: 安藤親広、高橋望、守屋圭一郎
エグゼクティブプロデューサー: 阿部秀司、奥田誠治
原作: 西岸良平『三丁目の夕日』
脚本: 山崎貴、古沢良太
撮影: 柴崎幸三
美術: 上條安里
音楽: 佐藤直紀
音響効果: 柴崎憲治
主題歌: D-51『ALWAYS』
VFX: 山崎貴
VFXディレクター: 渋谷紀世子
照明: 水野研一
装飾: 龍田哲児
録音: 鶴巻仁
出演:
吉岡秀隆(茶川竜之介、"文学")
須賀健太(古行淳之介)
小雪(石崎ヒロミ)
堤真一(鈴木則文)
薬師丸ひろ子(鈴木トモエ)
小清水一揮(鈴木一平)
堀北真希(星野六子)
三浦友和(宅間史郎)
もたいまさこ(大田キン)
温水洋一(吉田、自転車屋)
小日向文世(川渕康成、王手興産社長)
小木茂光(佐竹、川渕の秘書)
マギー(丸山、精肉店)
木村祐一(電気屋)
ピエール瀧(氷屋)
神戸浩(郵便配達)
飯田基祐(中島巡査)
麻木久仁子(宅間の妻)
石丸謙二郎(静夫)
奥貫薫(古行和子)
松尾貴史(不動産屋)
益岡徹(劇場支配人)
製作・ジャンル: 日本/ドラマ・コメディ/133分
扇風機の前で声を出して震わせてみたり
冷蔵庫に顔突っ込んだり
子供も大人も無垢だった戦後間もない日本の姿が美しい。
盗作されたアイデアを
小説にしてくれたからと言って喜ぶ純真さにジーンとくる。
高円寺から帰ってきた一平と淳之介。
鈴木オートが一平を殴るより先に淳之介を殴る "文学"、
作者の狙いだと分かっていても、
すっかり情が通じている2人がいいなあと思う。
床に就いた一平が
母が縫い付けておいてくれたお守りに感謝するシーン。
戦争で妻子を亡くしている宅間が
サンタ役を引き受けたことを噛みしめるように喜ぶシーン、などなど。
何気ないが、グッと涙が出てくる場面が満載だ。
私はかねがね、小雪を美人だが幸薄顔だと思っている。
こういう役こそピッタリ。
原作に引きずられてか、
ちょっと漫画チックなのが、時々気になるが
昔の日本を懐かしがるだけでなく
人間の優しさを信じたくなる素敵な作品だ。
縁もゆかりもない人たちの間には愛がある。
最後に皆が見上げる夕日と東京タワー。
スカイツリーができつつある現代、
その先に希望ある未来は見えるだろうか。
残念なのは、
安直な主題歌があっという間に胸の熱さを覚ましてしまうこと。
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